|
2002年5月 - わたしの本作り・・その3
基本レイアウトができてしばらくの間は、深い谷もなく順調な滑り出し。
字数や写真の点数も決まってくるし、なにもかも順調!
無事入稿後、2週間の休憩。得した気分もほんの束の間、遅れに遅れた草花達の冬越しの準備に取りかからねば…。ここ京都の冬は厳しく、特に山の上の立地条件なので、簡易フレームを作ったり、ビニールでトンネルを作ったりと大忙し。幸いにも昨年は思いのほか暖冬で本当に助かりました。
原稿にかかりっきりだったので、春用の花達はズーッとスタンバイ状態のまま…だったのです。全て植え替え、チューリップの球根を植え終わったのは、なんと大晦日の夕刻。
年越しそばもそこそこに、年末28日に上がった第1校の文字校正のチェック、正月明けまでを目標に取りかかったのでした。
雑誌の文字校正を想像していた私は甘かった…。全128ページ、これなら5日もあれば十分とたかをくくって庭仕事にいそしんでいた私は、…言葉を失ってしまったのでした。
というのも、当初予定していたとはいえ、印刷用のフォントに代わったがために、レイアウトは崩れ、写真もトリミングが違っていたり…思わず日数を数える私がいたのでした。
世間はお正月、一方、私は鬼のような形相で(きっとそうだった…)、左手に50センチの物差し、右手に赤ペン状態で、何時間も身動き取れぬ様。子供達は「ママ、おなかすいた!!!」というし、隣で主人は正月休み返上で、口もきかず同じく固まっている。正月明け、編集長が原稿を取りに来る…それを考えただけで、「お餅にしようか…」と言う私。「エッーまたあー」と返す子供達。「ごめん、お餅で許して!」とお願いする私。こんな繰り返しのお正月。あとにもさきにも、食べたお餅がのどに詰まりそうな、こんなお正月は生まれて初めてでした…。

|