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2003年6月 - 夜盗虫(ヨトウムシ)がいない・・・
天候が不順で、5月にしては寒い日が続き、バラが確かに遅かった。
そんな時、ふとあることに気づいた。「それにしては、今年は虫の被害が少ない・・・。」
例年なら、5月のバラが咲きだすころから7月の梅雨明けまで、わが家では夜盗虫が大暴れ。よく、ハーブは虫を寄せつけないコンパニオン・プラントなどと説明のある園芸書もあるが、私にしたらとんでもない!
夜盗虫やナメクジはなんでもお構いなしの雑食性。ほおっておいたら、全ての草花がぼろぼろ状態に陥ってしまう。おかげでこの時期、主人と私は夕食後、懐中電灯を左手に右手には割り箸を持って、たっぶり毎夜1時間は害虫捕殺のため庭に警備に出かけるのが日課になっているほど。
夜盗虫には申し訳ないのだが、見つけるのが生きがいになるくらい「夜盗虫退治」にはまってしまう。夜、煌々と明かりを照らし、何匹見つけるかの勝負に燃えてしまうくらいうじゃうじゃいる。
毎夜、無言でただひたすら夜盗虫を探すのもいいが、それでは疲れてしまう。毎夜のことだからこそ、「今日は私の勝ち!」とか、「今日はどこにいるのだろう・・・負けてしまう・・・」と楽しんだ方が、時間の過ごし方としては正解だと思う。
それが、今年は毎晩どんなに見回りしても、「いない・・・」。やっぱり不順な気候のせいなのかな・・・と二人で、会えるはずのものに会えない一抹の寂しさを感じている。でも、おかげで、いつもボロボロのパープルセージやラミウム、ヒメヒマワリ、ダリアなどがスクスクと育っている。
ゲームの楽しさは無いけれど、殺生もなく草花たちが元気なのが何よりなのかもしれない。ただ、10数年庭仕事をしていてこんなこと一度も無かったことにどこかで不安を感じるのは、私だけだろうか・・・。
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