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2003年2月 - 冬の日の散歩はオススメ
寒い朝、白い息をはきながら、それでも庭を見回っています。
ここ京都の冬は厳しい。毎日そんなに変化なんてないくせに、どうしても庭に触れていないと気がすまないらしい。だから霜よけにしいた藁のあいだから、小さな春の訪れを知らせる芽を見つけると、「今日は、きっといいことがある、順調順調!」なんて本当にうれしくなってしまう。
どんな仕事にも経験と勘が大切。特に、自然を相手にする庭仕事には欠かせません。毎年違う気候に、それまでの経験と培った勘(!?)を頼りに草花たちと向き合う。勘を養うコツ、それは、日ごろから草花たちを観察することで培われるのでは。
よく園芸雑誌で、「人気の園芸品種の育て方」などハウツー記事が掲載されています。でも、雑誌で紹介されていない草花たちもたくさん。そんな草花たちを、どうしたら上手に育てることができるのでしょう。そんな時役立つのが経験と勘です。
私は新しい草花たちに出会った時、少し面倒だけど「園芸植物大事典」(小学館)でまず調べます。特に原産地がキーワード。園芸品種の育て方が掲載されていれば目を通します。でも、掲載されていないときは、原産地からお好みの環境を推理するのがポイント。そうすれば、せっかく手に入れた植物を枯らしたりすることはまずなくなります。
庭にある同じ種属の育て方を真似るのも一つの手。また、散歩のついでに近所のお庭に植えられている草木たちを観察するのも大切です。「そういえば・・・さんちのお庭の南側で大きく育っていた・・・」とか、「あそこの公園の風の当たらない場所ですくすく育っていた・・・」、というような情報を見逃さないこと。これも、植物を育てるときの勘を養う大切なテクなのです。
外はかなり寒いけど、観察しながらご近所を散歩すると、庭仕事の勘が養われるのも嬉しいお土産です。春夏秋冬、草花を愛するものは、ただでは歩かないこと・・・かな。
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